カテゴリー別に、それぞれ有益なリソースをまとめました。このリストが皆さんのデザイン学習リソースとしてお役立てば幸いです。海外のデザイン学習リソース 23のカテゴリーOnline Learning(オンライン学習)UI/Web:(ユーザインターフェイス/ウェブ)-に同トピックで連載を持たせて頂く事になった。今回は、そのプレ号に寄稿したアメリカ型プレゼンの特徴に関する記事をご紹介する。ちなみに同誌創刊号は9月1日に発売で、定期購読も可能。プレ号は先着300名限定でこちらよりオーダーする事も可能。アメリカプレゼン資料の情報量は日本の3分の1以下主にアメリカにてプレゼンを行う場合、日本と比べると、その内容、構成、話し方、使用される言語等全ての点において大幅に違います。日本国内では良いとされているプレゼンスタイルでも、アメリカでは聞いている人にあまり響かないケースがほとんどです。アメリカのビジネスシーンでは、社内外、規模の大小を含めると、ほぼ毎日プレゼンを行う場合が多く、プレゼン慣れしている方がたくさんいます。今回はアメリカ型プレゼンスタイルの特徴の5つのポイントについてご説明します。1. 冒頭で長い自己紹介を行わない日本型とアメリカ型のプレゼンの一番の違いは、冒頭で何を話すかです。多くの場合、日本では恐らくプレゼンターの経歴や役職、会社の概要等、細かな自己紹介 が行われると思います。礼儀作法上全く自然に感じられますが、アメリカでは冒頭の自己紹介は非常に短いか、場合によっては全くされない事もあります。そもそもプレゼン内容で興味を引く前から長い自己紹介を行っても、オーディエンスには興味を持ってもらえない可能性が高いからです。従って、プレゼンスライドに掲載される自己のプロフィールもごく簡潔なものにするか、全くなくても問題はありません。2. を重要視上記にも関係しますが、プレゼンを行う際に最も重要視されるのが(エンゲージメント)です。とは、オーディエンスがどれだけプレゼンター及びプレゼン内容に惹き付けられているかのレベルになります。高いEngagementを達成させるには、プレゼンターの魅力以外にも、オーディエンスにふさわしいプレゼン内容、方法、ジョークの使い方、時事ネタなど、細かなポイントに気を使う事が大切です。3. 自信たっぷりに話す上手なアメリカ人のプレゼンの共通点をあげるとしたら、恐らくプレゼンターが非常に自信に溢れているという事でしょう。謙虚な日本文化からは想像出来ない 程、自信満々に話しているケースをよく見ます。これは必ずしもプレゼンターがその内容に自身を持っているとは限らず、自信満々に話すのがプレゼンのマナー になっているからです。そうでなければ、聞いているオーディエンスは不安になり、信頼を得る事は出来ません。日本人にとっては、ハードルが高く難しいと感じるかも知れませんが、とりあえずは大きな声と身振り手振りで自信たっぷりに話してみて下さい。なお、〝英語が苦手ですので〞などの発言は御法度ですので、ご注意下さい。4. 何よりも情熱が大切もしプレゼン内容に情熱が無いのであれば、ほぼ確実に失敗に終わるでしょう。オーディエンスはプレゼンターの情熱に心を動かされます。アメリカ大統領のスピーチひとつとって見ても、情熱に溢れています。そしてより情熱を伝えられた候補者が当選します。例えプレゼン内容があまり良く無かったとしても、情熱で乗り越える事も可能です。オーディエンスに伝えたい気持ちがどれだけ響くかは、プレゼンに注ぐエネルギーに比例します。ちなみに〝情熱〞は、〝愛情〞と〝怒り〞からなります。従って、少々怒りに溢れるようなスピーチでも、その内容に愛情があれば、情熱は伝わります。謙虚さはアメリカでは一切評価されない事を理解しておいて下さい。5. 10/20/30の法則最後はプレゼン資料作成の際の内容のコツになります。こちらでは元Appleのエバンジェリストで、現在シリコンバレーで投資事業や執筆、講演を行っているGuy Kawasaki氏が提唱する、プレゼンで成功する10/ 20/30の法則です。10…プレゼンのスライドは必ず10ページで抑える事。それ以上でもそれ以下でもダメ。ついついページ数が多くなってしまうが、10ページ以上になると、最も重要な事柄以外も記入される可能性があり、オーディエンスも飽きてくる。20…プレゼンに費やす時間は20分。例え1時間のプレゼン時間があったとしても、必ず20分以内で終わる構成にする事。理由は、パソコンをプロジェクターに繋いで出力が出来るまでに10?15分はかかり、プレゼン後の質疑の時間を確保しておくため。30… スライドに掲載する文字の大きさは30ポイント以上にする事。それ以下になると、一つのページに記載される内容が多すぎてしまうし、基本的に文字が読みに くくなってしまう。また、記載されている文字数を減らす事で、最も大切な情報だけにフォーカスをあてる事が可能になる。ちなみに一般的に良いとされる日米のプレゼン資料を比べると、恐らくアメリカのものが日本のものに比べて3分の1以下の情報量である事が分かります。筆者: Brandon K. Hill / CEO,シャネル 財布 2013, btrax,コーチ バッグ, Inc.創刊号は『アメリカ型のプレゼン構造と定番フレーズ』なお、9月1日発売の創刊号でではプレゼンを作成する際に知っておくと役立つ構成とプレーズをご紹介する。定番フレーズと、鉄板プレゼン構造で英語に苦手意